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【顔・全身】アオリ構図のイラストの描き方をめちゃくちゃわかりやすく解説!

「下から見上げるアオリ構図を描きたいけれど、全身のバランスが崩れてしまう……」そんな悩みを持っていませんか?

アオリ構図は、キャラクターの巨大さや力強さを表現できる魔法のようなテクニックです。

一見難しそうに見えますが、実は「見せ方のルール」をいくつか知るだけで、誰でもダイナミックな1枚を描き上げることができます。

もえかき編集部

この記事では、地面の位置(アイレベル)の決め方から、手足を大きく見せるパースのコツ、そして複雑な体を「箱」や「筒」といった簡単な図形に置き換えて捉える方法まで、ステップバイステップで分かりやすく解説します。

「どこから見ているか」という視点の変化を楽しみながら、キャラクターの魅力を最大限に引き出す描き方を一緒に学んでいきましょう!

この記事・イラストを描いた人(佐藤編集長)

東北在住の専業主婦。「もえかき」の編集長。新人イラストレーターとして独学で絵を学びながら、日々表現の幅を広げています。

主婦として家事や生活を大切にしつつ、現場経験を支える保育士免許も保有。

子どもや暮らしに寄り添う視点を強みに、やさしく分かりやすいビジュアルづくりを心がけています。

学びの過程そのものも発信し、読者と一緒に成長していける編集長を目指しています。

目次

【全身】アオリ構図イラストの描き方

アオリ構図で全身を描くときは、自分自身の「目線の高さ」をどこに置くかが何よりも大切です。

遠くにあるものは小さく、自分の近くにあるものは大きく描くという「見せ方のルール」を知ることで、いつものイラストが驚くほどダイナミックに変わります。

まずは、魅力的なアオリ全身像を描くための主要な3つのポイントを確認しましょう。

スクロールできます
地面のラインを画面のいちばん下までぐっと下げて見上げる角度を作る
・足元を大胆に大きく描き、遠くの上半身はギュッと短く縮めて表現する
・身体を「積み木」のような四角い箱や筒に置き換えて下書きする

これらのポイントを意識することで、キャラクターの存在感を引き立てる迫力のあるイラストが描けるようになります。

ここからは、この「見せ方のルール」を使いこなす具体的なコツを、2つのステップに分けて詳しく見ていきましょう。

立体感を出すパースの活用方法

アオリイラストの全身の描き方ポイント

アオリ構図で全身を描くときは、カメラを構える「高さ」を決めることが何よりも大切です。

図解にある通り、地面の位置を画面のいちばん下までぐっと下げてみましょう。

この地面のラインを低くすればするほど、キャラクターを見上げる角度が急になり、画面の中に圧倒的な迫力が生まれます

この工夫ひとつで、キャラクターが力強く、ドラマチックに見える魔法のような効果が得られるのです。

逆にカメラの位置が高いままだと、アオリ特有のワクワクするような勢いが消えてしまうので気をつけてください。

また、カメラに近い部分は大きく、遠い部分は小さく描くという「見せ方のルール」も欠かせません。

イラストが上手くなりたい少女

足元にある靴や足首は、いつものイラストよりも思い切って1.5倍から2.0倍ほど大きく、太く描くのがコツです。

反対に、遠ざかっていく上半身は、縦の長さをギュッと短く縮めて描いてみましょう。

この極端な大きさの差をつけることこそが、紙の上に驚くような奥行きを生む秘訣となります。

すべきでないことは、全身を全部同じ比率で描くことです。

長さを一定にしてしまうと、せっかくの構図が退屈な印象になってしまいます。

足元をダイナミックに大きく捉えて、上に向かってスッと細くなっていく流れを意識して描いてみてください。

身体を単純な図形に置き換えるコツ

アオリイラストの最初の描き方

複雑な人体の形をそのまま描くのは大変なため、まずは体を「積み木」に置き換えて考えてみましょう。

上の図解にあるように、まずは見上げる角度に合わせた「大きなパース箱」を描き、その中にキャラクターをすっぽりと閉じ込めるイメージでアタリを取ります。

アオリイラストは積み木に置き換える

次に図解のように、胴体は四角い「箱」、腕や足は「筒」として捉えると、難しい角度も迷わずに描けるようになります。

図形に置き換えることで、下から見上げたときに現れる「底の面」の形を簡単につかめるようになります。

下書きした図形をガイドにして、その上から肉付けをするように体の線を描いていきましょう。

筒状の足には、輪切りのスイカのような「節」の線を書き込むと、向きや奥行きがグッと分かりやすくなります。

イラストが上手くなりたい少女

このとき、自分の目に近い足首などは断面の丸みを強く描き、遠い部分は平たく描き分けるのがコツです。

パーツ同士の重なりをはっきりさせることで、誰でも驚くような実在感が出せます。

いきなり細かい服のシワから描き始めるのは、形が崩れやすいので避けましょう。

まずは大きな箱の中にキャラクターをふわりと収めてから、少しずつ形を整えていくのが上達への近道です。

【手順】アオリのイラスト顔の描き方

あおり顔のイラストの描き方の図解

アオリ構図で魅力的な顔を描くためには、下から見上げたときの独特なバランスを理解することが大切です。

いつもの正面顔とはパーツの並び方が大きく変わるため、基本の手順を一つずつ丁寧に踏んでいきましょう。

描き進める具体的なステップとして、図解にある以下の3つの流れを意識してください。

スクロールできます
丸い球体にカーブした十字線を引いて、立体的な土台(アタリ)を作る
・作った土台に合わせて、目、鼻、口のパーツを配置する
・奥行きを意識しながら、前髪、横髪、後ろ髪を順に重ねて仕上げる

まずは、頭の形を決める土台作りから始めます。

「1.アタリを描く」の図解にあるように、単純な円を描くのではなく、ボールのような「球体」をイメージしてください。

その球体の表面に沿うように、顔の中心線となる縦線と、目の位置を決める横線を引きます。

この十字線は、真っ直ぐではなく、上を向いた凸状のカーブ(湾曲)にすることが非常に重要です。

このカーブが、キャラクターが見上げている角度そのものを表現してくれます。

アタリの段階で平面的に描いてしまうと、その後のパーツ配置ですべてのバランスが崩れてしまいます。

いきなり真っ直ぐな十字線を引くのは、アオリの立体感が失われる原因になるので避けましょう。

必ず球体の丸みを意識して、奥行きを感じさせる曲線で土台を作ってください。

土台ができたら、「2.パーツを描く」の図解を参考にパーツを配置します。

アオリ構図では、パーツが全体的に「下側」に集まるのが大きな特徴です。

眉毛と目の間隔が狭くなり、鼻筋は短く見えます。

そして、目の下側や鼻の下側(鼻の穴)が見える角度で描く必要があります。

パーツを配置する際は、おでこから顎にかけて、上に向かってパーツ同士の間隔がギュッと狭くなっていることを常に意識しましょう。

最後に、「3.髪を描く」の図解のように髪の毛を描き足して完成させます。

髪は頭の球体を包み込むように描きますが、アオリでは生え際が隠れ、逆に首の後ろへ「後ろに回り込む髪」のラインが見える面積が増えます

この奥行き感を意識して毛束を重ねることで、キャラクターに実在感のある立体的なボリュームを与えられます。

【パーツ別】アオリのイラスト顔の描き方

アオリイラストのパーツごとの描き方のコツ

アオリ構図の顔を魅力的に仕上げるためには、各パーツが「下から見上げたときにどう形を変えるか」を知ることが大切です。

普段描いている正面顔のイメージを一度リセットして、図解にある5つのポイントを意識してみましょう。

スクロールできます
下まぶたが瞳に少し重なり、目全体が緩やかなカーブを描く
・鼻を三角錐として捉え、鼻筋を短く、鼻の下側を描き加える
・口角をわずかに上げることで、顔の曲面に沿った自然な表情を作る
・耳の位置を通常よりもグッと下げて、顎のラインに近づける
・輪郭を描く際は「顎の下側の面」をしっかり描いて奥行きを出す

まず目についてですが、図解①にあるように、アオリでは瞳の下側が下まぶたに少し隠れるのが特徴です。

これにより、キャラクターが見下ろしているような実在感が生まれます。

鼻を描くときは、図解②のように「三角錐の形」をイメージしましょう。

鼻筋はいつもより短く描き、鼻の下側を見せることでアオリ特有の角度を表現できます。

鼻の穴をはっきり描きすぎると、キャラクターの可愛らしさが隠れてしまうことがあります。

図解②にあるように、点や影で「ここにあるよ」と軽く添える程度に留めるのが、スッキリと綺麗に見せるコツです。

また、図解③のように口角を少し上げると、顔の丸みに沿った立体的な表情になります。

口を真っ直ぐな線で描いてしまうと、顔の立体感と合わずにシールを貼ったような違和感が出てしまうので注意してください。

最も間違いやすいのが耳の位置です。

図解④にある通り、アオリでは耳の位置を目のラインよりもしっかり下げ、顎に近づけて配置しましょう。

耳を下げることで、頭が後ろに倒れている角度を正しく表現できます。

最後に図解⑤を参考に、顎の下側のラインを丁寧に描いてください。

この「顎下」を描くことで、顔と首の繋がりが明確になり、イラストに圧倒的な奥行きが生まれます。

これらのパーツごとの工夫を積み重ねることで、誰でも立体的で魅力的なアオリ顔を描き上げることができます。

まとめ:アオリ構図でイラストをもっと楽しく!

アオリ構図のイラストをマスターする一番の近道は、難しい理論として捉えるのではなく「どこから見ているか」という視点の変化を楽しむことです。

自分自身の「目線の高さ」を意識するだけで、キャラクターに驚くほどの存在感が生まれます。

今回ご紹介した以下のポイントを、ぜひ今日からの練習に取り入れてみてください。

スクロールできます
地面のラインをぐっと下げて、思い切り見上げる角度を作る
・足元を大胆に大きく描き、遠くの上半身はギュッと短く縮める
・身体を「箱」や「筒」などの簡単な図形に置き換えて下書きする
・耳の位置を下げて顎の下を描き込み、顔に奥行きを出す

最初は、大きなパース箱の中にキャラクターをふわりと閉じ込めるイメージで形を取ってみましょう。

この箱をガイドにするだけで、手前が大きく奥が小さいという難しいバランスも、パズルのように楽しく組み立てることができます。

また、鼻の穴を描くときも、はっきり描きすぎずに点や影で「ここにあるよ」と軽く添える程度に留めるのが、キャラクターをスッキリと綺麗に見せる秘訣です。

すべきでないことは、図形を描かずにいきなり細かい服のシワから描き始めてしまうことです。

土台となる「箱」や「アタリ」を丁寧に描くことで、迷わずに早く完成させることができます。

この「見せ方のルール」を味方につければ、どんな方でも魅力あふれるアオリ構図が描けるようになります。

新しい視点の世界を、楽しみながら描き広げていってください。

佐藤編集長
新人イラストレーター
新人イラストレーターとして独学で絵を学びながら、日々表現の幅を広げています。主婦として家事や生活を大切にしつつ、現場経験を支える保育士免許も保有。子どもや暮らしに寄り添う視点を強みに、やさしく分かりやすいビジュアルづくりを心がけています。学びの過程そのものも発信し、読者と一緒に成長していける編集長を目指しています。
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